Jornada / Cambride / 松原 幸子 copo e eu
¥35,200 ($222.51)
「Jornada」と題したシリーズ。5枚の板ガラスの間に、旅で出会った風景や街の景色などを撮影した写真を、当時の日記を写した紙と共に封じ込めた作品。 空気感が伝わる作品です。
光が入る場所に置くと、写真の風景が背後に映り込み、季節によってはその影が長く伸びたりして
趣のある景色となります。
書かれた日記文と共にご覧いただくと、よりその空気と風、香りまでを感じることができます。
自分も旅したような感覚を覚えます。
日記に記された文
『大学の門を抜けて中へ進んだ。芝の広がる中庭を抜けてチャペルへ向かう。ルーベンスの
祭壇画を見るために。
500年以上昔に作られたステンドグラスが美しい天井、その歴史を学部屋を見学しながら
進む。聖堂での荘厳な空間を体感した後、中庭の端から川の方へ向かう。
青銅の裏手、クレアカレッジの横は一面の花だった。真っ白な花弁と中央の黄色い小花。
マーガレットだろうか。初夏の爽やかな風に揺れている。
雲ひとつない澄んだ青空と白く揺れる花。
向こうには川が流れ、人々がボート下りを楽しんでいる。橋の上にはボートに手を振る人も
いる。ときおり、その中を学生が建物に向かって通り過ぎる。』
郊外の、のんびりとしたケンブリッジの風景が浮かんできますね。
作家がこのシリーズを制作するきっかけとなったのが、初めて海外へ一人旅をした英国の旅だそうです。たった一人で異国を旅することが、どれだけ自分へ影響を与えたのか、帰国後ずっと考え続ける中で、なんらかの形にしてみようと制作したそうです。
[積層ガラス作品について]
板ガラスは、窓に使われるものと同じで、厚さ5mmの板ガラスを使用しています。
ガラスを4〜5枚重ね、その間に写真をプリントした透明フィルムを挟んでいます。
シリーズにより、挟む場所や種類が違いますが、挟む場所を前後させることで、
わずかな距離感が生まれ、その写真の風景の空気感を表現しています。
作品の表裏により見え方も変化します。
[素材]
ガラス、透明フィルム
[サイズ]
高さ9.1cm、幅16.5cm、厚み2.5cm
[注意点]
制作時に接着剤との反応で一時的に赤みが強く出ることがありますが、徐々に作品外縁部より、
本来の色に戻ります。直射日光など強い光や高温の場所に長期展示・保管すると色の劣化につながりますので、ご注意ください。
【 copo e eu 松原幸子 】
茨城県生まれ
多摩美術大学 美術学部 工芸学科 ガラスプログラム 卒業
あづみ野ガラス工房参加 (2003-2008)
5年間の研鑽を終え独立
現在はガラスと他素材を組み合わせたオブジェを制作している。
「copo e eu」とは、ポルトガル語で「cupと私」という言葉を組み合わせたもの。









