Jornada / Dyrham park-garden- / 松原 幸子 copo e eu
¥30,800 ($194.70)
「Jornada」と題したシリーズ。5枚の板ガラスの間に、旅で出会った風景や街の景色などを撮影した写真を、当時の日記を写した紙と共に封じ込めた作品。 空気感が伝わる作品です。
光が入る場所に置くと、写真の風景が背後に映り込み、季節によってはその影が長く伸びたりして
趣のある景色となります。
書かれた日記文と共にご覧いただくと、よりその空気と風、香りまでを感じることができます。
自分も旅したような感覚を覚えます。
記されている日記文
『手入れのされた美しい庭園。穏やかな6月の朝。時折すぎる心地よい風。鳥たちはさえずり、
梢は影を作り出す。時間がゆっくりと流れる。
池のほとりの草花は咲き乱れ、深緑色の水面に映る。私はベンチに座って、その美しい景色を
眺めている。
幼い時に父がその映画を観る横で、真似をするように画面を眺めた。ストーリーは理解できな
かったが、美しい建物や内装、まだ知らない言葉を話す人々や異国文化、そういうものがとても
印象に残った。
この国の文化を内包する邸宅と、美しく手入れされた庭園を散策しながら、在りし日に思いを
馳せる。
それは映画で描かれたこの国のとある時代であり、遠く日本での私の幼き日の思い出。』
作家がこのシリーズを制作するきっかけとなったのが、初めて海外へ一人旅をした英国の旅だそうです。たった一人で異国を旅することが、どれだけ自分へ影響を与えたのか、帰国後ずっと考え続ける中で、なんらかの形にしてみようと制作したそうです。
[積層ガラス作品について]
板ガラスは、窓に使われるものと同じで、厚さ5mmの板ガラスを使用しています。
ガラスを4〜5枚重ね、その間に写真をプリントした透明フィルムを挟んでいます。
シリーズにより、挟む場所や種類が違いますが、挟む場所を前後させることで、
わずかな距離感が生まれ、その写真の風景の空気感を表現しています。
作品の表裏により見え方も変化します。
[素材]
ガラス、透明フィルム
[サイズ]
高さ9.1cm、幅16.5cm、厚み2.5cm
[注意点]
制作時に接着剤との反応で一時的に赤みが強く出ることがありますが、徐々に作品外縁部より、
本来の色に戻ります。直射日光など強い光や高温の場所に長期展示・保管すると色の劣化につながりますので、ご注意ください。
【 copo e eu 松原幸子 】
茨城県生まれ
多摩美術大学 美術学部 工芸学科 ガラスプログラム 卒業
あづみ野ガラス工房参加 (2003-2008)
5年間の研鑽を終え独立
現在はガラスと他素材を組み合わせたオブジェを制作している。
「copo e eu」とは、ポルトガル語で「cupと私」という言葉を組み合わせたもの。









