豆皿 / 江間 廣
¥3,300
長野県上田市染屋の土を使い、10日間穴窯で薪のみで焼き締めた丸皿。
江間さんの穴窯は12mもある大きな窯で、薪で10日間昼夜焚き続けるのは大変な作業です。
その土と炎が作り出す器は、土がしっかりと焼き締まり丈夫で、土の美しい色と味わいが豊かに仕上がります。
約7.5cm角の小さな小皿です。中央が深くなっているので、小さいながらも盛れます。
お漬物や箸休め、薬味などに重宝します。
小さな模様は、シジミなどの小さな貝を置いて焼成して模様としています。
また、この褐色の土色は、使うほどに濃色になり、食材の色が美しく映えてとても盛り映えのする器です。焼き締めの器は使い方が面倒と言われることが多いのですが、江間さんの器は大変扱いが楽なことも特筆すべき点です。
店主も長く使っておりますが、揚げ物を盛っても油染みがつく事もなく、使用前に水につけおく必要もなく、むしろ器に水をかけても表面は水を弾きます。
一度使っていただいたお客様は、再来店されて追加を求める方が多いのもうなづけます。
江間さんの器はとても硬く丈夫なので、食洗機での使用も大丈夫です。
染屋の土は非常に難しい土で、他の陶土に比べ、鉄分が非常に多く収縮率も高いので、そのまま焼くと割れてしまう土ですが、江間さんの独自の焼き方で丈夫で美しい土の色や味わいを楽しめるようになっています。
[素材]
陶土 長野県上田市の染屋の土 無釉・焼き締め
[サイズ]
約7.5cm〜7.8cm 高さ:約2cm
[江間 廣 プロフィール]
1953年 東京に生まれる
1977年 上智大学卒業
1990年 37歳、陶芸を志す
1992年 備前陶芸センター卒業
1994年 当地に半地下式穴窯(12m)を独力で築き独立
1997-2011年 「しぶや 黒田陶苑」にて毎年個展
1998年 半地下式穴窯(6m)を築窯
「東急本店 美術画廊」にて個展
2001年 NHK「男の食彩」に掲載
2004年 「極める技 現代日本の陶芸家125人」に掲載
2005年 NHK-BS「器 夢工房」に」出演
2010年 「日本橋三越本店」特設サロンにて個展
2011年・14・17・20・24 「そごう横浜店」美術画廊にて個展
2011年・13・21 「そごう 大宮店」美術画廊にて個展
2013年・16・19・22 「池袋西武本店」ギャラリーにて個展
他、各地で個展多数開催
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