galerie kaigetsu

薄くシンプルなグラスですが、底から上部にかけての僅かなテーパーが
とても品良く、口の微かな反りが、このグラスの美しさになっています。
女性の手でも握りやすい細さで、手に持った時にグラスの上部が見えるのがエレガントです。握るとグラスが隠れてしまうと残念ですよね。
細長いグラスに炭酸を入れて細かい泡を楽しみながら飲むのは、暑い季節ならではです。

永木さんのグラスは、とても薄くて軽く、シンプル過ぎるほど。
しかしよく見ると、ガラスに揺らぎがあったり、口をつける部分が僅かに反って飲みやすくなっていたり、ステムをつけることで安定感が増したりと、手仕事ならではの工夫と繊細さを感じます。
何気ない普段の食卓も、きっと心地良いものとなります。

[素材]
ガラス
*耐熱ではありません。

[サイズ]
口径_約７.４cm
高さ_約１３.８cm
容量_約３００ml (８分目)

[リトグラス/永木卓]
1979年　 神奈川県藤沢市生まれ

2002年　 東京ガラス工芸研究所総合基礎科終了

2006年　 多摩美術大学工芸学科ガラスプログラム卒業
　　　　　
　　　　　卒業制作展（スパイラル／港区青山）

2007年　 ～あづみ野ガラス工房在籍

2012年　 あづみ野ガラス工房卒房
　　　　　
　　　　　～多摩美術大学工芸学科ガラス研究室

2017年　長野県松本市に田中恭子と共にガラス工房「リトグラス」を設立
　　　　　


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