galerie kaigetsu

白蝶貝を土台に金蒔絵と夜光貝で彩られた、翼を広げて飛ぶツバメ。
ツバメは縁起が良いイメージがありますね。
「幸せを運ぶ」とか、巣作りする様子から「家庭円満」などの象徴的な意味があるようです。
見る角度により光の反射が違います。
夜光貝の瞳がどこを見ているのか、角度によち表情が変わり面白いです。
夜光貝は見る角度によって色が青から緑へ変化します。

Tシャツやジャケットの襟に付けただけで、小さいながらとても存在感のあるブローチです。
男性にもおすすめです。

小さな中に詰め込まれた、奈良時代より続く伝統工芸の技は、見るものを
飽きさせず、誰もがその価値を認めます。
白蝶貝の輝きと蒔絵の緻密な手仕事は、大人のおしゃれを感じさせてくれます。

伝統的な蒔絵の技術と天然素材を使い仕上げています。
一点ずつ手作りのため、色味と形状が写真と若干異なる場合がございます。

日本の伝統工芸である蒔絵は、海外に類例のない日本独自の漆芸技法として知られ、古くは日本の奈良時代(710 年~ 794 年頃)の正倉院宝物に蒔絵の初例が確認されています。
白蝶貝を土台とし、漆で模様を描き、漆が乾かないうちに金銀などの粉末を蒔き付ける「蒔絵」、夜光貝を嵌め込む「螺鈿」、ウズラのたまごの殻で模様をつける「卵殻」などの伝統技法を使って製作しています。

[漆工芸大下香仙工房](うるしこうげいおおしたこうせんこうぼう)
石川県加賀市にて１３１年続く伝統ある「蒔絵工房」。
現在の御当主である５代目の「大下香征」さんにより「Classic Ko」
のブランドが作られました。

「漆工芸大下香仙工房」は、初代・大下雪香が金沢で習得してきた高度な装飾技術を要する加賀蒔絵を故郷の山中の地で広め伝えるべく 1894 年(明治 27 年)に創立されて以来 131 年、代々蒔絵を作り伝えてきました。現代に入っても主に茶器・棗の制作などに加え、印籠や根付けといった美術工芸品を制作する傍ら、国内外万年筆メーカーの高級蒔絵万年筆の意匠開発から蒔絵の仕立てまで一貫したデザインと生産を長年に渡り手掛けるなど、高雅で清冽な加賀蒔絵の技による美意識を築いています。


[素材]
本体_白蝶貝
蒔絵_本金、漆、夜光貝

[金具]
真鍮ゴールドトーンコーティング

[サイズ]
約２１×２１×３.５mm (縦×横×厚み)


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